株主・投資家の皆さまには、日頃より格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

当社グループは「Bridging Beyond Borders」をビジョンとし、日本発のグローバルシェアリングプラットフォーマーとなることを目指しております。
その足がかりとして、現在はChargeSPOT事業を主力事業としております。
ChargeSPOT事業は、日本初の持ち運び可能なモバイルバッテリーのシェアリングサービスと、バッテリースタンドのサイネージを通じた広告配信サービスからなる事業です。
また、シェアリングエコノミーのプラットフォームアプリである「ShareSPOT」では、シェアリングサービス・オンデマンドサービス同士をBridgeしています。
さらに、新たなクロスボーダーサービスにスポットライトをあてることにも注力し、日本と他国とのborderをも超えることで、皆様の人生を豊かにすることを目指してまいります。

2022年12月20日に東京証券取引所グロース市場に上場して以来、皆様方には多大なるご支援をいただいて参りました。
これからも成長を続け、日本を代表するクロスボーダー企業となるため、そして持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指すため、2023年8月に中期経営計画「Vision2030」を策定しました。
「Vision2030」で当社グループが目標とする経営指標は、2026年12月期において売上高190億円、EBITDA60億円、2030年12月期においてEBITDA150億円です。

同時に、国内外のチームが一丸となって成長を加速させるために、当社の存在意義と目指す世界を再定義し「Bridging Beyond Borders -垣根を越えて、世界をつなぐ-」という新しいMission Statementを掲げることにしました。
ChargeSPOTはこのMissionが結実したサービスであるとともに、INFORICHの根幹で、重要な一手目です。
このサービスは香港発祥であり、それを日本に越境させ、ブラッシュアップすることで発展してきました。
借りた場所と異なる業種の設置先や、異なるチェーンの店舗で返すこともできます。日本で借りて香港で返すことも可能です。まさに「Bridging Beyond Borders」を体現したサービスだと自負しております。

今後も、多様な人、モノ、コトに可能性を見い出し、さまざまな垣根を越える価値に進化させることで、世界と世代をbridgeしていきます。
INFORICHはこれからも、あらゆる垣根を越えて関係性を構築する精神を大切にし、当社の強みを活かしたサービスを提案することによって企業価値の向上に努めていきます。

株主・投資家の皆様におかれましては、引き続きのご支援とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長
秋山　広宣