2026.02.06 Fri | 安全知識と便利情報 - Category

航空機内へのモバイルバッテリー持ち込みに関する規制と安全ガイドライン

飛行機を利用する際、「モバイルバッテリーは機内に持ち込んでいいの?」と不安に感じる方もいるのではないでしょうか。実は、モバイルバッテリーの機内持ち込みは、ルールを守れば基本的に可能です。ただし、容量や個数に明確な制限があり、預け荷物に入れることは厳しく禁止されています。

本記事では、国内主要航空会社のルールを踏まえて、モバイルバッテリーの持ち込み基準や注意点をわかりやすく解説します。安心して空の旅を楽しむための準備として、ぜひ最後までご覧ください。

※本記事の記載内容は2026年1月時点での国内の規制内容をベースにしております。国や航空会社によってルールが異なりますので、利用航空会社の規定を事前にご確認ください。

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モバイルバッテリーの機内持ち込みは基本的に可能

モバイルバッテリーは、決められた条件を満たせば基本的に機内への持ち込みは可能です。ほとんどの航空会社が国際基準に沿ったルールを採用しており、適切な容量や安全性が確認された製品であれば危険性が低いとされています。

ただし、荷物棚やスーツケースなどの預け荷物に入れることは禁止されています。モバイルバッテリーに含まれるリチウムイオン電池は気圧変化や衝撃で稀に発火することがあるため、客室内で目視できる状態に保たなければなりません。

モバイルバッテリーを機内に持ち込む際のルール

機内に持ち込めるモバイルバッテリーは、バッテリー容量(Wh:ワット時定格量)によって制限が設けられています。

  • 100Wh未満:航空会社によって持ち込み数の条件は変動
  • 100Whを超え160Wh以下:最大2個まで持ち込み可能
  • 160Wh超:持ち込み不可(危険物として没収・廃棄対象)

一般的なスマートフォン充電用バッテリー(10,000mAh〜20,000mAh程度)は、概ね100Wh未満(37Wh〜74Wh程度)に該当するため持ち込みが可能なものが多いですが、事前にしっかりと確認をしておきたいポイントです。

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【2025年7月改定】機内での保管ルールの厳格化

国土交通省および各航空会社の指針により、2025年7月8日以降、機内におけるモバイルバッテリーの取り扱いルールが変更されました。

「座席上の収納棚(オーバーヘッドビン)への収納禁止」

万が一、バッテリーが発熱・発煙した際、収納棚の中では発見が遅れる恐れがあります。異常の早期発見と迅速な対応を可能にするため、モバイルバッテリーは以下の状態で管理することが必要です。

  • 常に目視できる場所に置く(座席前のポケット、手元、前の座席の下など)
  • 充電時以外は電源を切り、ケーブルを抜く
  • 機内電源からモバイルバッテリーへの充電は常に状態が確認できる場所で行う

※2026年1月末現在、国によっては機内でのモバイルバッテリーの使用が禁止されていますので、事前のルール確認をお願いいたします。

モバイルバッテリーを安全に持ち込むために

1)短絡(ショート)防止措置の徹底

モバイルバッテリーの端子が金属と接触してショート(短絡)を起こさないよう、物理的な対策を講じる必要があります。バッグの中で鍵やコインなどと触れた際に発火する恐れがあるため、航空各社では端子の保護を強く推奨しています。

適切な絶縁処理を行えば、安全性が高まり保安検査もスムーズです。

短絡防止に有効な対策例は以下の通りです。

  • 付属の専用ケースに収納する
  • 端子部分にビニールテープを貼る
  • 個別の布ポーチに入れて持ち運ぶ

簡単な工夫でリスクを大幅に減らせるため、出発前には短絡防止処置を必ず実施しましょう。

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2)電源はオフ・未使用状態にしておく

機内へ持ち込むモバイルバッテリーは、なるべく電源を完全にオフにし、未使用の状態にしておくことが求められます。バッグ内で誤作動し、発熱や発火につながるリスクを避けるためです。

とくに電源ボタンが押しやすいタイプや、ケーブルを挿したままの状態は危険と判断される場合があります。

安全な持ち込み状態の例は以下の通りです。

  • 本体のスイッチを完全に切る
  • 充電ケーブルを外しておく
  • 突起部をケースで保護する

空港でのトラブルを防ぐためにも、家を出る前に電源と接続状態の確認を徹底することが大切です。

「持ち込まない」という選択:バッテリーシェアリングの活用

厳格化する航空規制や、手荷物検査の手間、そして重量のあるバッテリーを持ち運ぶ負担を軽減するために、“移動先の現地で借りて、移動前に現地で返す”という手段をとる人も増えてきています。

「CHARGESPOT」は、空港を含む全国の主要交通拠点に設置されており、機内への持ち込みリスクや荷物を最小限に抑えることが可能です。 なお、「CHARGESPOT」のバッテリーは航空機への持ち込み基準(100Wh未満)をクリアしているため、旅先でレンタルし、そのまま帰路の機内で充電に使用することも可能です。

参考:https://inforich.net/7557/battery_anzen_kinaimochikomi

安心・安全な空の旅のために、法令遵守と適切なリスク管理へのご協力をお願いいたします。

※本記事内の画像は一部、AIによって生成されたものです。