当社は、昨年度の株主総会で業績連動型株式報酬制度についてご承認いただき、導入しておりました。この度、役員の株式保有や株価・業績結果へのコミットメント、企業価値向上へ向けたインセンティブを強化することを目的として、改めて業績連動型株式報酬制度を改定するとともに、事後交付型譲渡制限付株式報酬制度の導入を決定いたしました。併せて昨年導入した業績連動賞与(金銭)の支給はしないものとします。
今回の株主総会にお諮りする議案によって実現したい報酬制度は、以下のようなものです。
- 取締役の責任と役割に見合った、国内外の専門性の高い人材獲得が可能になる報酬水準
- 金銭報酬よりも、支給に一定の条件が付せられた株式報酬の比重をあげ、取締役が株価の変動による利益・リスクを株主の皆様と共有することで、企業価値向上の意識を高めることに資する制度
- 短期的な成果に対しての評価と、中長期的な企業価値向上に対するインセンティブのバランスがとれた制度
なお、本議案が承認された場合も、当社取締役の金銭報酬が大幅に増加するものではなく、株式報酬部分の余地が広がるものです。取締役の企業価値向上に対する意識を高め、株主の皆さまと同じ目線で利益・リスクを考えることに繋がるものであると考えております。