モバイルバッテリーを選ぶ際、メーカー選びを大事にしている方は多いのではないでしょうか。高品質な製品を作るメーカーであれば信頼して購入でき、かつ長く使うことができます。
モバイルバッテリーは、海外製だけではなく日本製でも良質なメーカーが数多くあります。本記事ではモバイルバッテリーを購入するのにおすすめのメーカーを表を使って詳しく解説します。モバイルバッテリーを買い替える際に役立つので、ぜひ参考にしてください。
モバイルバッテリーの購入におすすめなメーカー10選!
モバイルバッテリーは、購入するのに適したメーカーが約10社あります。国内外問わず、各社の強みを含めて解説します。
Anker
メーカー名 | Anker |
特徴 | ・中国発・高品質・リーズナブル |
価格帯 | 約3,000円~25,000円 |
Ankerは中国で生まれた電化製品メーカーです。高性能かつ高品質であることが評価されており、3,000mAhから20,000mAhなどの大容量モデルまで取り揃えています。
大容量であってもコンパクトなサイズで持ち運べる製品が多いことがポイントで、どれを購入しようか悩んでいる方はまずAnkerをチェックしてみるのがおすすめです。
ELECOM
メーカー名 | ELECOM |
特徴 | ・国内屈指の開発力・充電が速い製品が多い・モデルが多種多様 |
価格帯 | 約3,000円~12,000円 |
ELECOM(エレコム)は日本を代表する電化製品メーカーの1つです。国内屈指を誇る開発力を持っており、モバイルバッテリーのほかにも多様な製品を出しています。
ELECOMの強みは、充電速度の高さや安全性の高さにあります。過充電防止をはじめとした6つの保護機能を搭載しているものや、電気用品安全法の基準をしっかり満たしたものなど、安心してモバイルバッテリーを使うことができます。
CIO
メーカー名 | CIO |
特徴 | ・日本製の安心感・多機能性がある・リーズナブル |
価格帯 | 約3,000円~8,000円 |
CIOは日本発のメーカーです、製品の数こそそれほど多くはないものの、1つの製品に対して複数の便利機能を持っていることが特徴といえます。
スマートフォンからパソコン、タブレットまで、異なるデバイスであっても1つのモバイルバッテリーでケーブルを繋いで充電できます。複数デバイスを常に持ち歩いていたり、また外で仕事をすることが多かったりする方にはおすすめです。
MOTTERU
メーカー名 | MOTTERU |
特徴 | ・新進気鋭のメーカー・かわいらしいデザインが多い・確かな技術力 |
価格帯 | 約3,000円~9,000円 |
MOTTERUは海老名市に本社を置く電化製品メーカーです。MOTTERUのモバイルバッテリーのおすすめポイントは、かわいらしいデザインが多い点です。パステルカラーが使われた製品もあるので、おしゃれなモバイルバッテリーを持ちたい女性におすすめです。
もちろん品質も問題なく、安心して使えるでしょう。2年保証もついているのも嬉しいポイントです。
Zendure
メーカー名 | Zendure |
特徴 | ・アメリカ発のメーカー・安全性に特化している・国内サポート充実 |
価格帯 | 約4,000~6,000円 |
Zendureはアメリカで誕生したメーカーで、モバイルバッテリーに対する安全性の高さで好評を得ています。安全に作られていることから、航空会社のコックピットでパイロットが使うモバイルバッテリーとしても採用されているほどです。
スマホ向けからノートパソコン向けの大容量モデルまであるので、あらゆるニーズに対応できるでしょう。
SONY
メーカー名 | SONY |
特徴 | ・世界的にも有名なメーカー・使う安全が追求されたモデル・幅広く使える |
価格帯 | 約5,000~35,000円 |
言わずと知れた日本発のメーカーであるSONYは、数ある電化製品の中でもモバイルバッテリーも幅広く取り揃えています。シンプルでありながらも、100色を超えたバリエーション豊かな製品もあり、ご自身の好みによって選べます。
世界各国で有名であり、知名度重視・日本製重視で購入したい方にはおすすめです。
サンワダイレクト
メーカー名 | サンワダイレクト |
特徴 | ・日本発のメーカー・高品質かつリーズナブル・幅広い製品ラインナップ |
価格帯 | 約5,000~30,000円 |
安心・安全を誇る日本メーカーであるサンワダイレクト。高品質でありながらも購入しやすい価格になっていることが特徴であり、コンパクトなモバイルバッテリーから大容量のものまで揃っているため、利用目的によって選ぶことができます。
BUFFALO
メーカー名 | BUFFALO |
特徴 | ・日本発のメーカー・スマホに合った出力をしてくれる・高品質かつリーズナブル |
価格帯 | 約2,000~10,000円 |
日本発のメーカーBUFFALOのモバイルバッテリーは、「AUTO POWER SELECT」と呼ばれる独自の機能が搭載されていることが特徴です。
この機能は使用しているスマホに合わせて出力する電圧を変えられるため、スマホに合ったアンペア数のモバイルバッテリーをわざわざ購入する必要がありません。また価格も2,000円代から購入できるものも多いため、手軽に入手できることも強みです。
maxell
メーカー名 | maxell |
特徴 | ・個性的なデザインが多め・外出に丁度よい容量サイズ・高品質かつリーズナブル |
価格帯 | 約1,500~4,000円 |
1,000円台から購入できるのが特徴のmaxell(マクセル)のモバイルバッテリーは、スティック型やカード型といった個性的な形をしている製品が販売されているため、個性的なデザインで他とは被らないものがほしいといった方におすすめです。
リーズナブルでありながらも、乾電池でノウハウを積んだ老舗メーカーが販売していることもあり、品質にも安心できます。
cheero
メーカー名 | cheero |
特徴 | ・個性的なデザインが多め・過充電を防止できる機能あり・日本発のメーカー |
価格帯 | 約3,000~30,000円 |
cheeroから発売されているモバイルバッテリーには、過充電を防止できる機能が搭載されているなど、機能面で優れていることがポイントです。見た目もかわいらしく個性的なデザインが販売されているため、「あまり無機質なデザインのものは嫌だな」と考えている方にも適しています。
価格帯は3,000円から30,000円ほどと幅広く、ご自身のニーズに合わせて購入できます。
モバイルバッテリーを購入する際に覚えておきたい選び方
モバイルバッテリーは信頼できるメーカーを選んで購入するだけではなく、ほかにも覚えておきたい選び方があります。以下で簡単に整理してみましょう。
- 【持続性を重視する場合】容量の大きさで選ぶ
- 【持ち運び重視の場合】軽さや大きさで選ぶ
- 【充電の速さを重視する場合】急速充電を選ぶ
- 【複数の端末がある場合】機能性の高さで選ぶ
- 【ラクに充電したい場合】ワイヤレス対応で選ぶ
- 【信頼性で選ぶ場合】メーカーで選ぶ
上記の選び方を覚えておくことによって、自分に合う、かつ長持ちする製品を選べます。詳しくは関連記事「モバイルバッテリーの選び方は?容量や価格も比較して解説」を合わせてご覧ください。
モバイルバッテリーを購入する際の注意点
モバイルバッテリーを購入する際、また使用する際の注意点を紹介します。いくら品質の高いモバイルバッテリーを購入したとしても、使い方に気を付けなければ意味がありません。
以下で2つのポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
過放電・過充電をしない
まず、過放電や過充電をしないことです。過放電とはモバイルバッテリーの電池がゼロのまま放置することであり、一方で過充電は充電が100%なのにもかかわらず充電し続けることです。
上記の問題を起こしてしまうと、最悪の場合には発火するなど、思わぬトラブルにつながってしまいます。モバイルバッテリー本体に負担をかけないためにも、充電しながらのスマホ使用はなるべく避ける、また睡眠中に差しっぱなしにしておくのは避けるようにすると良いでしょう。
海外に持っていくなら飛行機に持ち込めるものを
海外にモバイルバッテリーを持ち込むときには、そもそも飛行機の手荷物として規格に合っているかを確認しましょう。航空会社によっては一定以上の電圧の製品は持ち込めない、また2台以上は持ち込めないなど、細かく規定が設けられていることがあります。
詳しくは関連記事「海外旅行にモバイルバッテリーはいらない?おすすめ商品や見分け方を解説」で解説しているので、これから海外旅行の予定がある方や、またより最適なモバイルバッテリー選びをしたい方はぜひご覧ください。
モバイルバッテリーが寿命を迎えるのはどんなとき?
モバイルバッテリーの寿命は1~2年ほどが目安です。ただし、以下の症状が見られたときには既に寿命を迎えている兆候だと考えられるので確認してみましょう。
- 充電時間が長くなった
- バッテリーの減りが早くなった
- 本体が熱くなることが多くなった
こうしたサインが見られたときには、そのまま使い続けるのは危険です。面倒だからといって放置してしまいがちですが、使用は避け、すぐに買い替えるのが無難といえるでしょう。詳しくは関連記事「モバイルバッテリーの寿命とは?充電できないときの対処法と長持ちさせるコツ」で解説しているので、合わせてご覧ください。
モバイルバッテリーのおすすめメーカーについてよくある質問と回答
最後に、モバイルバッテリーのおすすめメーカーに関連してよくある質問に回答します。もしご自身が持っているお悩みがあれば、ぜひ参考にしてみてください。
モバイルバッテリーシェア1位はどこですか?
国内におけるモバイルバッテリーシェアは、Euromonitor Internationalが調査した内容※によれば、Anker Japanがトップだといわれています。そのほかにも、レンタルモバイルバッテリー市場のシェアではChargeSPOTを運営するインフォリッチが多くを占有しています。
※参照元:【Anker】Anker が「世界No.1モバイル充電ブランド」に正式認定!日本国内でもAnkerの充電関連製品の販売が3,000万個を突破
アンカーはどこの国のメーカーですか?
アンカーは中国発のメーカーです。日本にもAnker Japan株式会社という名前で進出しており、品質の高さとリーズナブルな価格が特徴といえます。
なぜ充電は100%にしてはいけないのですか?
モバイルバッテリーに限らず、充電を100%にし続けるのを避けるべき理由は「保存劣化」と呼ばれる現象が起こりやすいことがあります。100%になっても充電をし続けてしまうとバッテリーに負担がかかり、劣化してしまう原因となります。
モバイルバッテリーはどこで買うのがいいですか?
モバイルバッテリーは、ご自身の求めるスペックやスタイルによって購入を決めるのが良いでしょう。理想はあらゆる情報をしっかり吟味して選ぶことですが、なかなか難しい場合もあるはずです。
そのため、本記事で紹介したメーカーをもとにしながら、自分に合ったモバイルバッテリーを選ぶようにしましょう。
常に持ち歩くのが面倒だと思ったらレンタルするのもおすすめ!
もし「モバイルバッテリーを持ち歩くのは面倒…」「いちいち充電するのも嫌だし、失くしそう」といったお悩みを抱えている方は、モバイルバッテリーをレンタルするのもおすすめです。
インフォリッチが提供するChargeSPOTは、全国のコンビニやカフェ、ドラッグストアなどさまざまな場所で借りることができます。スマホ1つで簡単にレンタルでき、かつ返却はどの場所でも受け付けているので、ぜひお近くのChargeSPOTを探してみてください。
まとめ
モバイルバッテリーはAnkerやELECOM、CIOといった、国内外問わずさまざまなメーカーで安全性の高い製品が販売されています。
数多く優秀なモバイルバッテリーはあるものの、最も重要なのはご自身の使用目的に合わせた選び方です。ぜひ本記事を参考にして信頼できるメーカーを見定めつつ、快適にスマホを使えるように参考にしてみてください。