購入したモバイルバッテリーの充電の減りが思ったよりも速くて困ったり、モバイルバッテリーを使うのに慣れておらず、どのように充電したら良いか分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、モバイルバッテリーを長く使うための正しい充電方法を紹介します。また、モバイルバッテリーを購入する際の選び方も説明するので、使い方に悩んでいる方はぜひ最後までお読みください。
間違った使い方をすると、意外と早く劣化してしまうのがモバイルバッテリーです。本記事を読んでしっかり正しい知識を身に付け、快適にスマホを充電しましょう。
【パターン別】モバイルバッテリーの正しい充電方法
本章では、パターン別にモバイルバッテリーの正しい充電方法を紹介します。ACアダプター、パソコン、車のシガーソケットから繋ぐ3つの場合に分けて解説するので、ご自身に合った用途を確認して参考にしてください。
ACアダプターから充電する場合
まずACアダプターから充電する場合は、お手持ちのACアダプターに繋いで充電しましょう。予期せぬトラブルを防ぐために、必ずモバイルバッテリーを購入したときについてくる付属のACアダプターを使うようにしてください。
注意点としては、長期間ACアダプターをつないでおかないようにすることです。モバイルバッテリーを頻繁に使用する方ではない限り、つないでおいたままにするとバッテリーの消耗につながってしまうため、使い終わったら抜くようにしましょう。
パソコンに繋いで充電する場合
パソコンにつないで充電する方法もあります。パソコンから充電する際にはUSBケーブルを用います。ただし、パソコンとUSBケーブルの組み合わせは充電効率は良くありません。
パソコンを使用しながら電力をモバイルバッテリーに移して充電する方法なので、あくまで緊急時の対処法として覚えておきましょう。
車のシガーソケットから充電する場合
自動車のシガーソケットから充電する場合には、シガーソケットにシガーチャージャーを差し込んでモバイルバッテリーを充電するようにします。
自動車を持っている場合にのみ可能ですが、シガーソケットより他の方法を活用した方が効率的です。
モバイルバッテリーを長持ちさせる正しい使い方
次に、モバイルバッテリーを長持ちさせるための正しい使い方を3つ紹介します。正しい使い方のもと使用すればモバイルバッテリーを長く使えるようになるので、ぜひ参考にしてください。
温度の高い環境に置かない
まず、温度の高い環境には置かないようにしましょう。特に夏など気温が高くなる時期には、エアコンのついていない暑い部屋に置いておくのは危険です。直射日光などが当たる環境なども避けましょう。バッテリーが劣化したり、安全装置が故障したりといったトラブルが予想されるためです。
スマホを操作しながら充電しない
次に、スマホを操作しながら充電することも避けてください。バッテリーにとって熱は大敵となります。充電しながらの操作は「過放電」という状態を引き起こしてしまうだけではなく、充電する量よりも消費する量が多くなるため、メリットはあまりありません。
バッテリー残量をゼロのまま放置しない
バッテリー残量がゼロのまま放置をすると、過放電を起こしてバッテリーが劣化し、寿命が縮んでしまう原因になります。充電がゼロ%になってもバッテリーは出力を続けようとするため、発火の危険性があります。
モバイルバッテリーの正しい選び方
新しくモバイルバッテリーを買い替える際の正しい選び方を紹介します。充電方法と合わせて知っておくべき情報なので、ぜひ参考にしてください。
原則として以下の基準を覚えておきましょう。
- 【持続性を重視する場合】容量の大きさで選ぶ
- 【持ち運び重視の場合】軽さや大きさで選ぶ
- 【充電の速さを重視する場合】急速充電を選ぶ
- 【複数の端末がある場合】機能性の高さで選ぶ
- 【ラクに充電したい場合】ワイヤレス対応で選ぶ
- 【信頼性で選ぶ場合】メーカーで選ぶ
上記のポイントを詳しく知ることで、自分に合ったモバイルバッテリーが分かります。関連記事「モバイルバッテリーの選び方は?容量や価格も比較して解説」を合わせてご覧ください。
使わなくなったモバイルバッテリーの正しい処分方法
もしモバイルバッテリーを処分する場合には、正しい処分方法を覚えておきましょう。具体的には以下の手法が挙げられます。
- リサイクルボックスに投函する
- 乾電池であれば容器と分別して自治体の不燃ゴミで出す
- 家電量販店に依頼する
上記が無料で処分できる方法ですが、携帯ショップやリサイクルショップに預けたり、また不用品回収業者に依頼したりといった方法もあります。詳しくは関連記事「市販のモバイルバッテリーを安全に処分したい!無料・有料どちらがいい?店舗での捨て方や注意点を解説 」で解説しているので、あわせてご覧ください。
モバイルバッテリーを使う際の注意点
モバイルバッテリーの充電方法が把握できたところで、正しく使うための注意点も解説します。具体的には以下3つの注意点を覚えておき、同じモバイルバッテリーを長く使えるようにしましょう。
接続するケーブルがスマホに対応しているか確認する
まずは、接続するケーブルが持っているスマホに対応しているか確認してください。ごくまれに自身のスマホの端子がケーブルと対応していない場合があります。説明書やケーブル端子の形をよく見たうえで、ケーブルとスマホに互換性があるか確認しましょう。
充電時間を長くしすぎないようにする
モバイルバッテリーの充電時間を長くしすぎないようにもしましょう。充電時間が極端に長いと、モバイルバッテリーやスマホの充電がいっぱいになったままケーブルをさし続けるということになりかねません。この場合は熱がこもって最悪の場合では発火したり、過放電になったりなどトラブルの温床となる可能性があります。
充電回数はできる限り少なくする
充電回数はできる限り少なくするのがおすすめです。モバイルバッテリーを使用しすぎると、バッテリー劣化の原因となります。バッテリーが劣化すると、100%になるまでの充電時間が長くなるといったデメリットが発生してしまいます。
モバイルバッテリーの充電方法でよくある質問と回答
最後に、モバイルバッテリーの充電方法についてよくある質問と回答を紹介します。ご自身のお悩みに合った項目があれば、ぜひ参考にしてください。
モバイルバッテリーに充電器を差しっぱなしにしておくとどうなりますか?
モバイルバッテリーに充電器を差しっぱなしにしておくと、過放電という状態が引き起こされ、バッテリー劣化の原因になり得ます。過放電の状態を長く続けると最終的には充電が行えなくなる可能性があります。
モバイルバッテリーは出力側から充電してもいいですか?
モバイルバッテリーは、出力側から充電することはできません。出力ポートは外部機器のための専用ポートになるので、モバイルバッテリー本体を充電することは不可能です。また、入出力の向きを間違えると発火や故障といったトラブルの原因にもなりかねません。
モバイルバッテリーを寝ている間に充電してもいいですか?
モバイルバッテリーは寝ている間に充電しても問題はありませんが、フル充電されたまま放置しておくのは危険性が高いです。充電したまま放置するのはバッテリーを劣化させる要因になり得るので、適度な時間でコンセントから離すのがおすすめです。
モバイルバッテリーを放置して充電してもいいですか?
モバイルバッテリーを充電するために放置しておくのも特に問題はありません。ただし過放電による発火には気をつけましょう。
モバイルバッテリーの利用が面倒ならレンタルもおすすめ!
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まとめ
モバイルバッテリーの充電方法には、ACアダプターを使用する場合、パソコンを使用する場合、またシガーソケットを利用する場合があります。
正しい充電方法を知るだけでなく、後悔しないモバイルバッテリーの選び方や注意点を把握しておくことも大切です。もしモバイルバッテリーを持ち歩いたり、適切に管理したりなどといったことが面倒な場合には、レンタルモバイルバッテリー「ChargeSPOT」の利用も検討しましょう。