INFORICH

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お互いのエッジを持ち寄り、 “Born Global”を追求

梶 桃郎

執行役員/Chief of Staff(2018年入社)

プロフィール

東京生まれアメリカ育ち。アクセンチュアにて国内外のプロジェクトを牽引。その後、サンフランシスコのITベンチャーのエグジットや、国内一部上場企業の関連会社役員を経て、その他、数多くの海外ベンチャー企業の日本進出及び国内オペレーションの立ち上げを支援。

組織の“縦”と“横”をつなぐ、Chief of Staffの仕事

— 現在のINFORICHでの役割・業務について教えて下さい。

現在は、Chief of Staffとして、組織の縦軸と横軸の橋渡しを担いながら、意思決定や様々な取り組みがより円滑にスピード感を持って国内外で共有され、実行できる体制を作ることが主な役割です。加えて、新規事業やPoC段階のPM、ビジネスアーキテクト的な役割も担っています。

— 梶さんは、海外出張もとても多いですよね。

昨年は月1回ペースで、多分10回くらい渡航しました。出張先は、香港、台湾、タイ、シンガポール、ベトナム、オーストラリア、スペイン、フランスなど、主にCHARGESPOTの拠点ですが、サウジアラビア、ドバイなどにも行っています。中東は、日本を代表するスタートアップの一社としてJETROさんにエンドースしていただき、サウジアラビア最大のグローバルテック展示会に出展するために訪れました。国に選ばれた、勢いのある日本の上場企業として出展できたことで、現地の大企業にもポジティブなインパクトを与えられたように思います。
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UAEのオマル・スルタン・アル・オラマ人工知能担当国務大臣と、GITEX Expand North Star 2023にて。

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サウジアラビア最大のグローバルテック展示会「LEAP」にて。

— そもそもINFORICHにはどのような経緯で入社されたのでしょうか。決め手は何でしたか?

前職の事業を一緒に経営していた仲間が、Group CEOの秋山と知り合いで、最初は顧問としてサポートしていました。まだCHARGESPOTは生まれておらず、別のサービスをやっていた頃です。その翌年、2018年に、正式に入社しました。CHARGESPOTを日本で提供開始した年です。
入社の決め手となったのは、やはり「人」です。優秀でポテンシャルの高い若手と、経験豊富な事業経験者が混在する稀有なチームで、めちゃくちゃ面白い人ばかりが揃っていました。

“折れない心”で走り抜けた、上場までの4年間

— 2018年というと、サービス提供開始と共に、上場準備を始めた頃ですね。

そうですね。新しいサービスを立ち上げて、最短で上場しよう、と皆で決めていました。すべてうまく行けば、最短で上場できるのは3年後だったんですよね。ただ、コロナがあったので、結果的には4年かかりました。この期間は、新規事業の売上を作りながら、資金を集めながら、上場準備をするという、なかなか過酷なチャレンジでした。

— 当時、困難を乗り越えるために一番大事にしていた価値観や考え方は?

折れない心(笑)。 とにかく、諦めずに、ポジティブにチャレンジと向き合うことを大事にしていました。あと、とにかく従業員全員が一枚岩でお互いに背中を預け合ってた部分がありますね。それぞれ得意分野に集中して、別のことは誰かが必ず突破してくれるだろう、という信頼関係に支えられていたように思います。
スタートアップではあるものの経営陣には事業を自ら展開をしていた経験者が多く、踏めるリスクがわかっていたのは大きいです。普通スタートアップだと全員手探りですが、このチームは、それぞれが各領域で必殺技を持っている(笑)。ちなみに“必殺技”って、別に役員だけが持ってるわけじゃないんです。 現場にも、いい意味でとがってる人が本当に多い。会社が大きくなっても、そのとがった部分を無理に丸めるつもりはなくて、むしろどんどん磨いて伸ばしていけるように、っていうカルチャーはずっと大事にしてます。自分のこだわりとか強みを武器にして活躍したい人には、すごく合う環境だと思います。

— 梶さんも含め、事業家の皆さんが、敢えてINFORICHという組織で働くことを選ぶ理由は何だと思いますか?

この会社にいると、一人では絶対に出会えないような人やアイデアに触れられるんです。 チームで動くからこそ、それぞれのエッジを持ち寄って、思いもよらない面白いことがどんどん形になっていく。
そして何より、組織全体として、新しい挑戦が次々に生まれる“風土”がある。 常にワクワクするテーマが飛び込んでくるから、自然と視野も広がるし、勉強になる瞬間が多いんです。

Born Globalのカルチャーと多文化組織の強さ

— 入社された頃と今を比べて、会社が変わったことと、変わらないことは何ですか?

変わらないのは、”Born Global”(生まれながらにグローバルな会社である)ということ。何を始めるにしても、最初から世界中のお客様を意識して、世界に通用するサービスを作る、という考え方は変わっていないと思っています。
良い意味で変わったのは、”playful mind”(あそび心)と、エンタメとしての価値が、事業に上乗せされてきた点でしょうか。
日本が世界に誇れるものは3つあると思っていて、1つは文化や食。2つ目は、コンテンツ。アニメやマンガ含め、日本には世界に通用するIPがある。そして3つ目が、CHARGESPOT(笑)。
この3つが重なるから、世界で戦えると思っています。

インバウンドで日本に来た人たちが、街で最初に触れるのがCHARGESPOTだったら—— それだけで物語が始まる気がするんです。
「スマホを充電しようとしただけなのに、 気づけば日本のIPやカルチャーに出会っていた。」
そんな偶然のワクワクを、もっと当たり前にしたい。 そしてその体験が、日常のあらゆる場所で、 さらには自分の国に戻ってからも続いていく。 CHARGESPOTを起点に、世界中の体験が線でつながっていく未来を本気で作りたいんです。
ただの充電じゃつまらない。 「楽しいから触れたくなるサービス」 でありたい。そのために、どう仕掛けるか。どう驚かせるか。 チーム全員で本気で悩んで、本気でトライしています。
これは単なるインフラじゃなく、人の心を動かすプラットフォームになれる—— そう信じているからです。

— 海外経験も豊富な梶さんから見て、INFORICHのグローバル企業としてのユニークさや特徴は、どんなところにあると思いますか?

一番特徴的なのは、組織ができてからグローバル展開を目指すのではなく、はじめからグローバルなメンバーで、グローバル組織を立ち上げてきたという点だと思います。
私の個人的な経験上、いわゆる外資系企業には、英語がペラペラのバイリンガルはたくさんいても、本当の意味でバイカルチャーの人は少ないと感じました。
この会社は、アイデンティティがダブル、トリプルの人たちが集まっていて、異文化を学ぶ過程で「他のカルチャーや価値観を尊重しつつ、共存しながら一緒に成長する」ということがDNAに染み付いています。スピード感を持ってグローバル展開を進めて来れた理由もそこにあるような気がします。
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尖った才能を伸ばす、“伴走する”リーダーシップ

— 梶さんのマネジメントスタイルについてお聞きしたいのですが、部下やチームメンバーがつまずいたり、うまく行っていないとき、どのようにサポートされていますか?

上司がいなくても、やる気があれば人はちゃんと成長できる。 私はそれを前提にしています。 だからメンバーとはまず、「今の実力だけで行けるライン」を一緒に確認するところから始めます。 そのうえで、私が伴走することで更にどれくらい上まで狙えるのか —— 3ヶ月後にはこんな高さまで行けるよね、って未来を一緒に描く。 そこから逆算して、 進捗を並走で見ながら、足りないところはフォローする。 そんなスタイルでやっています。 そして、最終的に数字が未達だったとしても、本人の“実力ベースの目標”を少しでも超えていたら、それはもう「勝ち」。成長の手応えがあれば、それが一番の成果なんです。

— INFORICHの一番好きなところはどこですか?

本当は「サービス」って言わなきゃいけないのかもしれないけど(笑)、やっぱり人ですね。
包容力というか、違いを受け入れる力のある人が多いです。年齢や職位関係なく、お互いにリスペクトを持って意見を交わします。社長も現場の声に耳を傾けたり、若手から吸収しようという姿勢が強いですね。

— INFORICHのカルチャーにフィットするのはどんな人だと思いますか?

「日本発、世界初」のサービスを生んで育てる、その夢を一緒に叶えたい、と思ってくれる人と働きたいです。世界から面白い種を引っ張ってきて、”Japanize”(クオリティに厳しい日本のマーケットに通用するレベルに昇華させる)し、再度世界に持っていく、いわばタイムマシーンビジネスをやっている。この挑戦に一緒にワクワクしてくれる人は、フィットするのではないでしょうか。

— 最後に、梶さんの個人的な探究心や、夢について教えてください。

AIをはじめ、新しい技術がどんどん生まれ、進化しているので、まずはそれを仕事の現場で使ってみることを大事にしています。私は趣味で音楽に携わっており 本業の傍ら、楽曲制作なんかもやるので、昨年のINFORICHのカンファレンスのBGMも、AIを使って作曲してみました。
もちろん理論の部分も勉強はしますが、たとえば大学で4年間専門的に学んできた学生と、同じだけの時間をインプットに割くわけにはいきません。だから、自分としては、「リアルな現場で仕事にどう使えるか」という経験値を積むことが大事だと思っています。専門性の高い若手と、自分の実践で培った経験が掛け算できると、より事業のスピードを加速できるのではないかと。
夢は、世界をベースに趣味の領域で何か事業をやることですかね。経験や人の出会いを大切にしてきたので、それを広げながら、飲食、音楽、スポーツ、エンタメを全部融合したようなお店とかやってみたいです。
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