INFORICH

images

プロフィール

長崎県出身。新卒で東芝に入社後、オリエンタルランドへ転職。プロモーションや宣伝、戦略企画などマーケティングコミュニケーション領域を幅広く経験 。2022年にINFORICHへ入社し、事業グロースのためのマーケティング施策、プライシングプロジェクトを牽引し、現在はマーケティング部を統括。

大企業を経て、「手触り感」を求めた転職

— これまでのご経歴を教えてください。

新卒で東芝に入社し、昇降機(エレベーター)の資材調達を4年間担当しました。町工場の方々と納期やコストの交渉をしながら、ビジネスの基礎を叩き込まれた時期でした。その後2016年にオリエンタルランドへ転職し、プロモーションや宣伝、戦略企画といったマーケティングのコミュニケーション領域を約6年経験。2022年にINFORICHに入社しました。

— 大企業からスタートアップへの転職。決め手は何でしたか?

一番の理由は「手触り感のある仕事がしたい」という気持ちです。どちらも大きな会社で、自分の仕事が日本中・世界中で使われるやりがいはありました。でも自分の裁量は限られていて、アイデアがスピード感を持って形になることはなかなかなかった。

もっと自分で決めて、動いて、その結果を直接感じられる環境に行きたいと思いました。

— 入社前後で会社のイメージのギャップは感じましたか?

ギャップを感じることはほとんどありませんでしたが、想像以上にアジャイルだなと思いました。「CHARGESPOT」は、入社時点ですでに3大コンビニへの設置が進んでいる規模のサービスだったんですが、それでも「とりあえず試してみよう」という空気が当たり前にある。

意思決定が速くて、現場の提案をマネジメントが素直に受け入れてくれる土壌のある組織だと感じました。大きなキャンペーンで、入社数年目の若手社員のアイデアが採用されることも普通にありました。
images

「失敗から学び、ナレッジに変える」速さが会社の強み

— 前職で求めていた「裁量」については、INFORICHではどうなりましたか?

任される裁量はかなり大きくなりましたね。「こんなことも自分で判断していいのか」と最初は驚きました。もちろん、その判断が明らかに間違っていそうだったら、部署に限らず、また役職の上下も関わらず、みんな意見を言ってくれます。そういったサポートのおかげで、大きなチャレンジにおいてもある程度失敗の確率を減らせているのかもしれません。

— 会社のバリューに”Be a Challenger(挑戦者であれ)”とあります。挑戦した結果、失敗した経験はありますか?

もちろんあります(笑)。たとえば料金改定では、165円/30分のプランをなくして、330円/60分に一本化するという試みがありました。最初の3ヶ月は売上が伸びて、手ごたえがあった。でもその後、ユーザーのボリュームゾーンである学生さんからのフィードバックやデータを照らし合わせると、「これは失敗だった」と気づきました。

でも、ここで会社は「石橋は失敗したから、もう任せられない」とはならないんですよね。

むしろ、失敗から学び、挽回するための次の施策も任せてもらえた。チャレンジのプロセスが評価される文化だから、「やばい、失敗した」とすぐ言える心理的安全性があると思います。傷が浅いうちに撤退して、ナレッジに変える。この速さがINFORICHの強みだと思います。

あと、裁量が大きいとはいえ、基本いろんな部門、立場の人がチームに関わってくれるので、上司も「俺もこれは判断ミスだった」とオーナーシップを持ってくれる。プレッシャーはありますが、お互いにサポートしながら挑戦できる環境だと思います。

多様な強みを、チームの力に

— 石橋さんは今期、会社のコーポレートバリューを体現している人に贈られる「VALUE賞」のMVPを受賞されました。おめでとうございます。なぜご自身がこの賞に選ばれたと思いますか?

INFORICHはとてもフラットな組織で、一つの部門の中で完結せずに、今会社が一番向き合うべきことに、あらゆる力を結集するというカルチャーです。そして、現場担当者からマネージャーまで、忌憚なく意見を言い合える。

今回VALUE賞のMVPをいただいたのも、マーケティング部門に閉じず、部門や役職の垣根を超えてチームで動いたことを評価してもらえた結果だと思っています。

— 石橋さんが特に意識しているバリューはありますか?

“Be Agile(アジャイルであれ)”が一番好きなのですが、何かうまくいかなくなった時に、じっくり分析して、数ヶ月後に対策を打つ、といったスピード感だと、この会社では全く間に合わないんですよね。「今月中には何か世に出さないと、来月の成果が上がっていかない」という状況においては、とにかく思いつくものは全てやり切ろう、と様々な施策を10個ぐらい同時に走らせて、その中でうまくいったものをより改善してやっていく、みたいなサイクルで走っています。

— マーケティングのチームは3名から13名に急拡大したそうですね。まとめていく上で大切にしていることは?

「成果が出ることに集中する」という意識は、バックグラウンドが違うメンバー同士でも共有しています。常にリソースが限られている中で最大の成果を出すことに向き合い続けてきた会社なので、皆自然と「本質はどこか」という問いに収束していきます。

ただ、それぞれ強みが異なるので、アジャイルに動きたい人にはオーナーシップを持ってもらい、エグゼキューションまで任せる、じっくり仕事をするタイプの人には、市場ポテンシャルの分析を任せる、といったように、得意なことにフォーカスしてもらうマネジメントスタイルが、チームとしての成果につながっていると感じています。

— 多様なメンバーが在籍するINFORICHですが、ワークライフバランスについてはどう感じていますか?

すごくバランスが取りやすい職場だなと思っています。私も小さい子供が三人いる共働き世帯なのですが、子育てしている同世代の仲間が会社に沢山いるので、大変なときも理解を得やすいです。

コアタイムのないフレックス制なので、一人ひとりの裁量が大きい分、責任を全うしていれば、早く帰らなければいけない時や、朝子供の送り迎えがある時など、柔軟に出退勤時間を調整できるのが良いなと思っています。
images

— 石橋さんがご自身の成長を感じる瞬間は?

二種類あって、一つはトップの意思決定を間近に見る瞬間です。私は現場データを積み上げて判断するタイプなので、大きなリスクは取りづらい。でもトップは全く違う仮説からダイナミックな意思決定をする。「そういう見方もあるんだ」と、自分の幅が広がる感覚があります。もう一つは、専門性の高いメンバーから刺激をもらう時。SNSのトレンド感覚や運用ノウハウは、本当にメンバーから学んでいることが多いです。

「世界一のプロダクト」を作りたい

— これからのINFORICHに期待するのはどんなことですか。また、そこでご自身はどんな役割を果たしていきたいですか?

INFORICHが提供するのは、インフラ的なサービスだからこそ、少しの改善で多くの人の生活を豊かにできます。日本発グローバルで、CHARGESPOT以外の領域にもどんどん事業を展開していける、そんなダイナミックな変化を期待できるフェーズにいると思います。

そういう変化を率先して仕掛けていきたいですし、その挑戦を通じて「世界一のプロダクト」を作りたいです。